ハワイでペニーが消える?小売店が混乱する中、クレカ1枚の私たちには影響ゼロだった件
「1セント硬貨がなくなる」と聞いても、正直ピンとこない方も多いかもしれません。でもこれ、ハワイの現地のお店では結構な混乱を引き起こしているようです。
Hawaii retailers, caught in a pinch over pennies, seek bill rounding | Honolulu Star-Advertiser
Five months after the federal government stopped minting new pennies, Hawaii lawmakers are working to accelerate phasing out use of the coins throughout the state.
今回のニュースの要点はこちらです。
- 2025年2月にトランプ大統領が1セント硬貨(ペニー)の新規製造停止を指示し、同年11月に最後のペニーが製造された。
- ペニーの製造コストが1枚あたり約4セントかかっていたことが廃止の理由。
- ハワイの銀行ではすでにペニーの在庫不足が発生しており、小売業者は現金でのお釣りに困っている。
- ハワイ州議会では、現金取引で端数を5セント単位に丸める法案(SB 3255)が審議中。
- マクドナルドやコンビニチェーンなど、現場では対応に追われている。
「ペニー不足」が起きていることすら知らなかった
このニュース、実は私たちにとっては完全に「死角」でした。なぜなら、ハワイ滞在中に現金を使う場面がほぼゼロだからです。
ワイキキマーケットでブロッコリーを買うのも、ABCストアでポキとビールを買うのも、ターゲットでセロリの大袋を調達するのも、すべてクレジットカード。クレジットカード決済なら端数の丸めなど発生せず、$6.28なら$6.28がそのまま請求され、ペニー廃止の影響は1ミリも受けません。
ちなみに、私たちが出不精滞在において「どうしても現金が必要になる」唯一の場面が、『ハウスキーパーさんへのチップ』です。最近はチップもクレジットカードで払えるホテルが増えていますが、私たちの定宿であるホクラニはまだ未対応。 とはいえ、その現金のために両替手数料を払うのは私たちの流儀に反します。そのため、ホクラニのすぐ下にある現地の銀行(ファーストハワイアンバンク)に口座を開き、ドルの定期預金(CD)を入れています。その運用益としてつく利息を引き出してチップ代に充てる仕組みを作ったことで、「現金を一切両替せずにまかなう」という摩擦ゼロのハワイ生活を実現しています。
ハワイ旅行者にとっても「現金不要」の時代
観光客にとっても、この変化は「全面キャッシュレスにしていいよ」という背中を押してくれるニュースだと捉えています。
そもそもハワイで現金を使おうとすると、両替手数料を取られたり、ATMで高い手数料を払ったり、財布に大量の見慣れないコインが溜まったりと、まったくもって面倒なことだらけです。チップですらクレジットカードで払える時代ですから、現金を持ち歩く理由はどんどんなくなっています。
さらに、メインのクレジットカードですべて決済すれば、使った分だけマイルが貯まります。現金で払ったらマイルはゼロ。この差は長い滞在になればなるほど大きくなります。
ペニーの裏にある「小さな摩擦」の積み重ね
記事の中で印象的だったのは、地元のコンビニチェーンが「ペニーの交換をお客さんにお願いする張り紙」を掲示していたという話。お客さんに「家に溜まっているペニーを持ってきてください」とお願いしなければならないほど、現場は逼迫しているわけです。
こういう「小さな摩擦」は、ひとつひとつは大したことがないように見えても、積み重なると旅行のエネルギーをじわじわと削っていきます。お釣りの計算を気にしたり、小銭の管理が面倒になったり。私たちが「摩擦ゼロ」を掲げているのは、まさにこういう細かいストレスをすべて排除したいからです。
総評:「カード1枚」戦略はあらゆる変化に強い
ペニーの廃止、端数の丸め法案、銀行の硬貨不足。これらはすべて「現金で決済する人」だけが影響を受ける問題です。
クレジットカード1枚にすべてを集約している私たちは、こうした制度変更や供給問題とは完全に無縁です。通貨の変化に振り回されることもなく、マイルは着実に貯まり、決済の手間はゼロ。ペニーが消えても消えなくても、私たちのハワイ滞在は何も変わりません。
ハワイに行くなら、もう現金はいりません。カード1枚で十分です。