Hawaii.comが新イベントカレンダー開設、でも私たちはたぶん見ない
ハワイのイベント情報を一箇所で検索できる新しいカレンダーができたそうです。観光客が現地の祭りや文化イベントを見つけやすくなる、というありがたい話なんですが…読んでいて「うーん、これ私たちは結局使わないやつだなぁ」と静かにブラウザを閉じてしまいました。
ニュースの要点
New online events calendar helps travelers discover what’s happening throughout state | Big Island Now
Hawaii.com feature organizes events by island, helping visitors discover festivals, cultural experiences and local happenings and bringing real-time events and experiences directly into the trip-planning process.
記事によると、Hawaii.comが新しいオンラインイベントカレンダーを公開したとのこと。島ごとにフェスティバル・文化体験・ローカルイベントを検索できて、旅行プランに組み込みやすい設計になっているそうです。最近のトラフィックは約50万セッション、旅行計画中の「本気で行く人」が中心に見ている媒体だというのがポイント。
CEOのGlen Rogers氏は「より有意義な旅行プランを支援するツール作りに注力している」とコメント。イベント主催者側は [email protected] にメールを送れば掲載を検討してもらえる仕組みになっています。
便利そう、でも私たちには関係なさそう
ここまで読んで「いいじゃん、ハワイ行く前にチェックしよう」となる人が大半だと思います。旅行って基本的に「限られた日数で何をするか」の勝負なので、イベント情報が一元化されているのは本当にありがたい話。
…なんですが、私たちは違う動きをしてしまう人種なんですよね。
ハワイ滞在って、「せっかく来たんだから色々回ろう!」派と、「なるべく動きたくない、ワイキキから出たくない」派に綺麗に分かれる気がしていて、私たちはもう後者のド真ん中。イベントカレンダーを眺めて「おっ、マウイでチョコレートフェス?」「ビッグアイランドで音楽祭?」となっても、島を渡るフライトの手配と宿の確保を想像した瞬間に「…なし」となるのが毎度のパターンです。
せっかく便利なツールができても、そもそも「出歩きたい」という欲がないと使い道がないんですよね。
行列と移動がセットになるイベントの切なさ
もう一つ正直に言うと、イベントって人が集まるから楽しい仕組みなので、行けば当然混んでいます。駐車場は埋まってるし、人気の屋台は並んでるし、メインステージの前は陣取り合戦。
ハワイの炎天下で並ぶのって、日本のフェスの比じゃなく体力を削られます。数時間炎天下で並んで、ビール一杯飲むためにまた並んで、トイレもまた並んで…。これを「旅行のハイライト」として楽しめる体力が、正直もうない。というか昔から別になかった気もします。
「人気のイベント情報を知る」ことと、「その現場に行って楽しめる」ことの間には、結構な体力の壁があるんですよね。
ご近所で勝手に起きるイベントが最強
じゃあ私たちはハワイで何のイベントも楽しんでないのかというと、実はそうでもないんです。滞在中の高確率で、カラカウア通りの一部を封鎖して開かれるブロックパーティ(歩行者天国イベント)に遭遇します。これが我が家的にはほぼ最強のイベント体験。
なにしろ、部屋の目の前。エレベーターで降りて、サンダルで道路に出たら、もうそこがイベント会場。レチョン(フィリピン風丸焼き豚)の屋台があったり、ローカルのアーティストが演奏してたり、クラフト系の出店もあって、並ばずにサッと買って部屋に持ち帰ってビールと合わせるという究極のご近所チートが可能。
「部屋から歩いて行けるイベント」っていうのが私たちにとっての絶対条件で、これ以外のイベントは、情報を知ってもたぶんスルーしちゃう。Hawaii.comの新カレンダーには「ワイキキ目の前のブロックパーティ」は当然載らないので、本当に私たちには縁がないツールなのでした。
じゃあ誰向けかと言われれば
とはいえ、このカレンダー自体を否定してるわけじゃないです。旅行って、行く前に「何かしら予定を入れたい」「思い出になる体験がほしい」って人の方が圧倒的に多いので、そういう人にはめちゃくちゃ刺さるサービスだと思います。
特に、ハワイに初めて行く人や、せっかくだからローカル文化に触れたい人にとっては、一元化されたイベントカレンダーは貴重な情報源になるはず。私たちみたいな「ホテルの周りで完結したい」タイプが特殊なだけで、このツールが多くの旅行者の体験を底上げしてくれるのは間違いないと思います。
私たちはカレンダーより、当日カラカウア通りで流れてくる音楽を聞いて「あ、今日またやってるんだ」と気づいて、サンダルで降りていく方が性に合ってるというだけの話。イベントを探すという行為すら面倒、というのは我ながら筋金入りだなぁと思いつつ、ビールを冷やしに行きます。