今日は出不精夫婦がオトクに外貨現金を獲得するために利用しているパートナーズFX の現受けのメリットと、現受けを使って、米ドルを獲得する手順を解説してみたいと思います!
マネーパートナーズで外貨を獲得する3つの方法
マネーパートナーズを利用すればマネーパートナーズのFXレートを利用して格安で日本円を外貨に交換することができるのですが、その方法が3つ存在しています。
その3つの方法がこちら。
- パートナーズFXの現受けサービス
- パートナーズFXの外貨両替サービス
- マネパカードの外貨両替サービス
FX取引の必要なく格安の手数料で外貨交換ができるのが「外貨両替」で、FX取引を行ってもっと安く&便利に外貨に交換できるのが「現受け」です。
現受けは、FX取引によって建てた買い建玉(ポジション)を、建てた時のレートで外貨と交換する方法です。
買い建玉とは、買う約束(=約定)はしているが支払い(=決済)をしていないということです。ロングポジションとも言います。
例えば約定レート◯◯円で2000ドルの買い建玉を建てたと行った場合、その意味は、「2,000ドルを1ドル◯◯円で交換するよ」という約束を結んだということになります。もしくは2000ドルを1ドル◯◯円で交換する権利を手に入れたと言い換えても良いかもしれません。
円高が進んで有利な為替レートになったときに買い建玉を建てておけば、その後円安が進んでも買い建玉を建てた時の為替レートで交換できます。
一方外貨両替はFX会社と現物取引を行い外貨を手に入れる方法です。
外貨両替はManepa CardとパートナーズFX のどちらでも行なえますが、パートナーズFX の方が両替手数料が割安になっています。
現受けが最もオススメな3つの理由
マネーパートナーズが提供する外貨を獲得する方法の中で、出不精夫婦も実際に利用していて、最もオススメなのが「現受け」です。
現受けをオススメする理由がこちら。
- 為替変動リスクを小さくできる。
- 両替手数料が最も安い。
- スワップポイントがもらえる。
為替変動リスクを小さくできる
海外旅行に行く時にいざ空港の窓口で両替しようとしてみたら、円安のタイミングでなんだか損した気分になったなんてことはありませんか?
窓口での両替は、その時点の為替レートでの両替になるため、タイミングによって有利・不利がうまれてしまいます。
その点、マネーパートナーズの3つの方法はどれも自宅や旅行先からネット経由で自分の好きなタイミングで外貨を交換できるので、自分の納得したレートで外貨を獲得することが出来ます。
米ドルを例にあげると、2017年は1ドル107円〜118円の間で変動し、その値幅は10円を超え、2016年は99円〜121円の間で変動しその値幅は20円を超えています。
同じ1,000ドル分の外貨を獲得しようと思った場合でも、20円違えば、必要になる日本円は20,000円も変わってきます。
現受けも外貨両替もネット経由でどこからでも自分の好きなタイミングで外貨交換できるというメリットは同じで差はないのですが、銀行や空港の窓口での両替と比べて、為替変動リスクを小さくできる圧倒的なメリットになります。
両替手数料が最も安い
現受けはマネーパートナーズの3つの外貨獲得方法の中で最も両替手数料が安い方法です。
1,000ドルを両替した場合の手数料は次のとおりです。
外貨獲得方法 | 両替手数料 1000ドル当たり |
---|---|
現受け(パートナーズFX) | 100円 |
外貨両替(パートナーズFX) | 200円 |
外貨両替(マネパカード) | 800円 |
一般的な銀行 | 2000〜3000円 |
マネーパートナーズの3つの方法は、どれも一般的な銀行と比べてかなり割安なのがわかるかと思います。
また、外貨両替サービスを利用する場合、Manepa Cardの代わりにパートナーズFX で行うことで手数料を4分の1に抑えることができます。
パートナーズFX で獲得した外貨はウェブサイトからネット経由で無料でManepa Cardにチャージできますので利用しない手はありません。
スワップポイントがもらえる
FX取引で買い建玉を保有している間は、金利のようなスワップポイントが毎日もらえます。買い建玉を建ててから現受けするまでの日数が長くなればなるほどスワップポイントも貯まっていきます。
例えば3ヶ月後に海外旅行を予定していてる場合、今から買い建玉を持っておき、旅行直前に現受けすれば、約90日分のスワップポイントがもらえることになります。
もらえるスワップポイントは毎日変動しますが、2018年4月の実績を見てみると、米ドルのスワップポイントは100ドルあたり1日だいたい0.17円程度になっていますので、1,000ドルの買い建玉を90日持っていたとすると、
0.17 x 10 x 90 = 153円
のスワップポイントを貰える計算になります。
外貨両替にはスワップポイントは付きませんので、現受けのみのメリットです。
パートナーズFXで現受けする手順
それでは実際に現受けを行う手順を見ていきたいと思います。
今回はパートナーズFXnanoを使って米ドルを2,000ドル分現受けしてみます。
おおまかな手順はこちら。
- パートナーズFXnanoに入金する。
- パートナーズFXnanoで新規の買い建玉を建てる。
- 保有建玉の現受けを行う。
パートナーズFXnanoに入金する
まず、現受け希望額+現受け手数料を、パートナーズFXnanoに入金します。
現受け手数料は100通貨あたり10円ですので、2,000ドル分を1ドル107円で現受けする場合、
2,000 x 107 + 200 = 214,200円
の入金が必要になります。
パートナーズFX への入金方法は「クイック入金」と「振込入金」が選べますが、手数料無料で即時入金の「クイック入金」がオススメです。
下記銀行に口座を持っていて、かつネットバンキングをご利用可能な場合にクイック入金を利用できます。
(三井住友銀行、楽天銀行、ジャパンネット銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行、三菱東京UFJ銀行、住信SBIネット銀行、ソニー銀行)
ここではクイック入金を行う手順を解説します。
クイック入金を行うにはまず、マネーパートナーズの会員専用サイトにログインし、メニューの「資産管理(入出金)」→「クイック入金」を選択し、クイック入金ページに移動します。
クイック入金ページを開いたら、
①入金元となる金融機関を選択します。(この例では三菱東京UFJ銀行)
②入金先としてパートナーズFXnanoを選択します。
③入金額を入力します。(この例では少し多めの300,000円)
④「クイック入金確認」をクリックします。
すると入金内容確認画面が表示されるので、問題なければ「クイック入金実行」ボタンをクリックします。
「クイック入金実行」ボタンをクリックすると、選択した金融機関のネット振込みページに移動するので、指示に従って、振込の手続きを進めます。
金融機関の振込手続きを完了すると、クイック入金完了ページが表示されます。
完了ページには入金額が表示されていますので、金額に間違いがないか確認できます。
また、入金情報は会員専用サイトの「資産管理(入出金)」→「入出金照会」から確認することもできます。
入出金照会ページでは次のように、入金した300,000円がパートナーズFXnanoに振替えられていることが確認できます。
パートナーズFXnanoで新規の買い建玉を建てる
続いて現受けを行うために2,000ドルの新規の買い建玉を建てます。
買い建玉を建てるには、会員専用サイトからパートナーズFXnanoクイック発注ボードに移動します。
パートナーズFXnanoのクリック発注ボードが開いたら、画面右上の発注エリアより、
①USD/JPY(米ドル/円)を選択します。
②2,000ドル分現受けしたいので、数量に2000と入力します。
③発注モードをストリーミングに設定します。(ストリーミングは株の成行注文と同じで、リアルタイムに表示される為替レートで注文する方法です。発注モードを指値にすることで為替レートを指定して注文することもできます。)
④為替レートが両替したい金額であることを確認し、買発注ボタン(赤いボタン)をクリックします。
買発注が成立すると、画面下部に保有建玉が表示されます。(表示されない場合、建玉照会タブをクリックします。)
今回の例では2000ドルを1ドル106.824円で交換できる権利を獲得したことになります。
この建玉を持っておけば、今後円安が進んで1ドル110円になったとしても、約定レートの106.824円でいつでも現受け(交換)することができますし、持ち続ける限り毎日スワップポイントがもらえます!
保有建玉の現受けを行う
続いて保有建玉の現受け手順をみていきます。
まずは、保有建玉の現受けするボタンをクリックして、現受けサービスを実行します。
現受けサービスの説明(受付時間、外貨の振替え・移動先、現受け手数料)が表示されます。
確認して次へ進みます。
現受け希望額+手数料額が表示されます。
確認して次へ進みます。
現受けサービスを行う際の注意事項が表示されます。
確認して次へ進みます。
現受けの内容が表示されます。
通貨、レート、受取額(外貨)、支払額(日本円)、手数料(日本円)、合計支払額(日本円)等を確認し、問題なければ現受けするボタンをクリックします。
これで現受けサービスが実行されました。
現受けした外貨は会員残高(未使用分)に移動しています。
※スワップポイントが発生していた場合は、パートナーズFXnano口座に払い出されます。
実際に外貨が会員残高(未使用分)に移動しているか確認してみましょう。
確認するには会員専用サイトの「資産管理(入出金)」→「資産詳細」から資産詳細ページに移動します。
資産詳細ページでは、通貨別預かり残高の会員専用サイトの列に米ドルが2000ドルあることを確認できました。
現受けした外貨の3つの利用方法
現受けした外貨は以下の3つの方法で利用できます。
- 空港受取サービスを利用して渡航前に空港で現金として受け取る。
- Manepa Cardにチャージして、海外でのカード決済・ATM引き出しに利用する。
- 銀行に外貨出金を行う。
空港受け取りサービス
空港受取サービスを利用すると、現受けした外貨を国内主要4空港(成田空港、羽田空港、中部国際空港、関西国際空港)で現金として受け取れます。
空港受取サービスを利用する場合、手数料として1回500円が必要です。
空港での受け取り依頼は1ヶ月に1回のみ、1回あたりの上限(米ドルだと2,000ドルまで)がありますが、例えば5月にハワイに行く場合、4月、5月に1回ずつ、5月の出発時に空港で受け取る空港受け取り依頼を行うことで一度に4,000ドルを空港で受け取るということも出来ます。
マネパカードにチャージ
現受けした外貨をマネーパートナーズが提供する海外プリペイドカード「Manepa Card」に手数料なく無料でチャージすることも出来ます。
Manepa Cardにチャージした外貨は海外旅行先のATMで現地通貨を引き出したり、ショッピングでクレジットカードのように使用することが出来ます。
海外ATMから引き出す場合、現地のATM手数料の他にマネパカードのATM手数料として1回2ドルかかります。
空港受取サービスと比べても手数料はそれほど変わらないので、空港から現地まで現金を持ち歩くのは嫌だと言う場合はManepa Cardを使うのが良いと思います。
銀行への外貨出金
銀行へ出金することも出来ます。
1回で2万通貨以上の出金であれば手数料無料で出金出来ます。(受け取る銀行側で手数料が発生する場合があります。)
2万通貨以下だと毎回手数料が2500円もかかるので、あまりオススメしません。
最後に
今回はパートナーズFX の現受けサービスのメリットと実際に現受けサービスを利用して外貨を獲得する手順を解説しました。
現受けの手順は少々複雑ですが、一度覚えてしまえば、オトクに外貨を獲得できるので、海外旅行などで外貨が必要な方は是非チャレンジしてみてください!
パートナーズFXの口座開設手順
パートナーズFX の口座開設はこちら
こちらの記事でパートナーズFX の口座開設手順を解説しています。
獲得した外貨を空港で受け取る手順
今回現受けで獲得した外貨は空港受取サービスを利用して、海外旅行出発前に空港で受け取れます!
空港受取サービスの利用手順はこちら!