シルクドソレイユといえば、今お台場で開催されているトーテムやラスベガスのオーやカーなんかを思い出す人が多いのではないかと思いますが、メキシコのリビエラマヤでも本格的で他とは一味違ったシルクドソレイユを見ることができるんです。今日はそんなメキシコで見ることができるシルクドソレイユJOYA (ホヤ)を紹介したいと思います!
シルクドソレイユJOYA(ホヤ)とは?
JOYAとはスペイン語で宝石とか真珠を表す言葉で、大きな価値を持った人やイベントのことをほのめかす単語でもあるそうです。JOYAはここでしか見ることのできないオリジナルストーリーで、主人公の錬金術士の孫娘がありそうもない場所で特別な経験をすることで、知恵と喜びを発見していくというお話です。
シルクドソレイユのためだけに作られた専用の劇場は600席あり、リビエラマヤのジャングルの自然の美しさからインスピレーションを受け、設計されているそうです。さらにJOYAが特徴的なのは、シルクドソレイユには珍しく、劇場内で美味しいディナーを食べることができるんです!
会場は何度も紹介しているグランド・マヤ・リビエラ・マヤのあるVidanta Riviera Mayaの敷地内にあります。こちらのホテルに宿泊していなくても、JOYAだけ見ることももちろんできます。カンクンからのツアーも用意されているようです。
シルクドソレイユJOYAに行ってきた!
チケットはグランド・マヤのホテルのフロントで購入しました。せっかくですので、ディナー付きの一番前の席のチケットにしてみました。
Vidantaリゾート内からはJOYAの劇場までシャトルが出ているので、それに乗って向かいます。到着すると入口にはマヤの遺跡風に作られたモニュメントが出迎えてくれました。
シルクドソレイユの敷地内にはパフォーマンスが行われる劇場以外にもグッズが買えるショップや、食事ができるレストラン、バーなんかも併設されています。
少し早めに来てしまい、開場まで少し時間があったので、バーで一杯やることにしました。
メキシコのビールはさっぱりしていて飲みやすいですねー。
ビールを1杯飲み終わるとちょうど開場の時間になったので、劇場に向かいます。劇場に到着すると、スタッフの方達に案内され中に通されました。
まずはディナータイム
JOYAは本編開始の1時間ほど前から会場がオープンします。ディナー付きのチケットを購入した場合、本編開始前のこの時間がディナーの時間になります。本編中はディナーを食べることができませんので、せっかくディナー付きのチケットを購入しても本編開始時間に行ってしまうと、ディナーを食べそびれてしまうことになってしまうので注意が必要です。
劇場の中は薄暗く、いい雰囲気です。劇場の中にもバーがあり、そこで料理やドリンクを注文することができるようになっています。ディナーなしのチケットを購入した場合もバーで飲食しながら劇場内の雰囲気を楽しむことができます。
僕たちはディナー付きなので、バーは素通りし、席に着きました。席にはディナーのメニューが置いてあります。下の写真がメニューなのですが、うまく取れず文字が見えてません。。実はこのメニュー、食べられるんです。ちぎって少し食べてみたところ、ちょっと甘い味がしました。
席につくとすぐにウェイターさんがシャンパンをつぎに来てくれました。
つぎに登場したのが前菜盛り合わせです。ドライアイスで煙がもくもくしています。
よくわからないおしゃれな料理も出てきました。
食事中は、素敵な生演奏を聞かせてくれます。まだ本編が始まっていないのに、もうどんどんシルクドソレイユの世界に引き込まれていきます。
メインのお肉料理も非常に凝っていて本格的です。ボリュームもしっかりあります。
食事の最後にはこんな本が運ばれてきました。なんなのかなと開いてみると・・
なんとデザートでした。
本の蓋の部分にはデザートの説明が細かく書かれていて、こちらもすごく凝っています。
生演奏の最後には踊り子さんも登場し、本編の前から大盛り上がりでした。
本編開始!
いよいよ本編の開始です。会場が暗くなり、おじいちゃんと動物が現れました。このおじいちゃんが錬金術士なんでしょうか。
動物たちは近くで見るとかなり不気味です。
主人公の錬金術士の孫娘の登場です。動物たちは見た目は不気味ですが、仲間のようです。
孫娘がこんなに近くまで来てくれました。すごい臨場感です。
悪そうな奴も出てきました。ドラゴンボールの気弾のように、光るボールをビュンビュン飛ばします。
びっくり人間的な人たちも次々に出てきます。
普通のアジア系の女性かと思いきや、
体操の達人でした。
主人公が本を持って登場です。どうやら「本」はJOYAのキーワードのようです。
理由はわかりませんが、花吹雪が飛び出しました。
クライマックスには巨大な本が登場します。本がトランポリンになっていて、本の上をパフォーマーが行ったり来たりします。
やっぱり最後はみんなで踊ります。
そうこうするうちにフィナーレ。2時間があっという間に過ぎてしまいました。
明るくなった会場を帰り際にパシャリ。こんな円形の形をしています。
劇場を出るとすっかり日が暮れて真っ暗になっていました。ライトアップされた劇場が綺麗です。
JOYAはショーが終わっても施設内を出るまで飽きさせません。劇場外を流れる川に炎を回しながら踊る踊り子さんを乗せた船が現れたり、
途中のレストランではライブが行われていたりしました。
臨場感たっぷりで、細部まですごくこだわりが感じられて、美味しいディナーも食べられて、個人的には今まで見たシルクドソレイユのショーの中でJOYAが一番良かったです。メキシコ、カンクン、リビエラマヤに来たのなら、ぜひ行ってみてください!本当にオススメです!