今回は人気テレビ番組にも出演していて、ラスベガスにも数多くのお店を出店しているカリスマシェフ、ゴードン・ラムゼイのステーキハウス「ゴードンラムゼイステーキ」を紹介します!
ゴードン・ラムゼイってどんな人?
ゴードン・ラムゼイはスコットランド出身の3つ星シェフです。元プロサッカー選手で怪我によりその道を断念し、料理人になったという異色の経歴の持ち主で、気性が荒いことでも有名なんだそうです。その性格が受けたのか、テレビ番組への出演も多く、いまではテレビ番組を手がける側にもまわっているのだとか。人気番組のひとつ、「Hell’s Kitchen」は日本でも「地獄の厨房」という副題で放送されていたので、知っている方もいるかもしれません。
料理の腕も一流で、ロンドンにある3つのレストランで合計7つのミシュランの星を持っているんだそうです。
ゴードン・ラムゼイのレストランはヨーロッパだけでなく、アメリカ、アジア、中東にも展開していて、ラスベガスにもゴードン・ラムゼイの名前の付いたレストランがいくつも見つかります。
実は僕たちはラスベガスに来るまでゴードン・ラムゼイという人を知らなかったのですが、レストランだけでなく、町中や、タクシーの広告などあらゆるところで本人の顔写真を見ることができるので、すっかり顔も名前も覚えてしまいました。
パリス ラスベガスにあるゴードンラムゼイステーキ
ゴードン・ラムゼイが手がけるステーキハウス、「ゴードンラムゼイステーキ」はエッフェル塔が目印のカジノホテル、「パリス ラスベガス」の中にあります。
お店の中に入ると、目の前にこんな近未来的なバーカウンターが飛び込んできます。
店内はこんな感じ。天井にはイギリスの国旗が描かれていて、赤い照明が特徴的です。
僕達が通されたテーブルは奥の方に赤い照明ではない席でした。真っ赤な照明も雰囲気があっていいですが、この席は写真が全部赤くならずラッキー!
ゴードンラムゼイステーキのドリンクメニュー
着席すると、ウェイターさんが飲み物を聞いてきます。
ビールが飲みたいと伝えると、メニューを持ってきてくれました。
持ってきてくれたメニューがこちら。なんとドリンクメニューはタブレット端末(iPad)です。
ビールのメニューを見てみると、生ビールだけで10種類も用意されています!
ビールの名前をタップすると、詳細をみることが出来ます。IPAという文字が気になってタップした「Ballast Point “Grapefruit Sculpin,” IPA」は何やら賞を受賞したシトラス風味のIPAで、このお店のシグネチャIPAだと書かれています。
このタブレット端末のメニュー、ラベルをメールで送る機能がついていたりして無駄に高機能なのですが、日本の居酒屋のようにタブレットから直接注文することは残念ながらできません。注文は直接ウェイターさんに言う必要があります。
ゴードンラムゼイステーキのフードメニュー
続いて料理のメニューです。
メニューには「ヘルズキッチン限定テイスティングメニュー」とアラカルトの2種類があります。
こちらは「ヘルズキッチン限定テイスティングメニュー」。表紙に人気料理番組「ヘルズキッチン (Hell’s Ketchen)」のロゴが印字されています。
中を開くと左にコースの内容、右にゴードン・ラムゼイ本人の写真とサインが。どこまでも出たがりな人ですねー(笑)。
ヘルズキッチン限定テイスティングメニューの中身は次のとおりです。
- アミューズ – スコッチエッグ
- 1品目 – 家宝のトマトサラダ
- 2品目 – ホタテのリゾット
- 3品目 – ロースト・ビーフ・ウェリントン
- デザート – ステイッキー・トフィー・プリン
前菜とデザートを含めて5品でひとり$145です。
続いてアラカルトのメニュー。ページの左側は前菜メニューです。
全般的に一品の値段は最低$16〜と高めです。高級食材のキャビアも見ることが出来ます。
右半分はメインの料理です。ステーキハウスですので、ステーキが並んでいますが、シグネチャー料理として、ウェリントン各種やフィッシュアンドチップスなんかもあります。
実際にたべてみた。
まずは先程のメニューでも紹介したBallast Point “Grapefruit Sculpin,” IPAで乾杯です。
このビール、名前の通りグレープフルーツのような柑橘系の香りがして、フルーティーなんですが、IPAの苦味もあって、飲みやすいのに重さもあってめちゃめちゃ美味しい!IPA好きならばオススメです!
ビールとともにお通しのパンもやってきました。ご覧の通り、このパンも普通のパンというわけではなく、ひと手間かけた惣菜パンのような面持ちです。すべてのパンが暖かいのはもちろん、一番左のフォカッチャは玉ねぎが練り込まれていたり、真ん中のデニッシュロールにはキノコがふんだんに入っていたり、一番右のバケットにもレーズンが練り込まれていたり、どのぱんも美味しくいただけました。
パンとビールを堪能していると1品目がやってきました。
Caesar Salad $17です。写真は1皿を半分に分けていただいたもので量はこの倍あります。
シーザーサラダには「ヘルズキッチン限定テイスティングメニュー」にも含まれているスコッチエッグが添えられています。このスコッチエッグ、本当に小さいのですが、この小さい塊の中に何かがギュッと詰まっていて、味付けもしっかりしていて何とも言えない美味しさでした。これだけ何個も食べたいと思える一品でした。
2品目はカキフライにしてみました。Fried Blue Point Oyster $21です。
多くの日本人が想像するだろうカキフライとは異なり、フリッターみたいなものが出てきました。カキフライ好きとしてはちょっとがっかりな風貌ですが、食べてみるとこちらも普通に美味しい!牡蠣も大ぶりでソースも美味しく満足する一品でした。
メイン料理の前に赤ワインを注文してみました。
そしてやってきましたメインディッシュ!Roasted Beef Wellington $57。こちらも「ヘルズキッチン限定テイスティングメニュー」に含まれていた一品です。写真は1人前を半分ずつにわけてもらったものです。
このビーフウェリントン、ゴードン・ラムゼイの代表的な料理なので一回は食べてみようと注文したのですが、味の方もかなりグッド!
ヒレステーキの周りにはキノコ風味のするパテがコーテイングされていて、その外にはハムが巻いてあり、それをさらに杯で包んで焼かれています。
お肉が柔らかいのはもちろん、周りのキノコのパテが絶妙で、パイと合わせて食べるとめちゃめちゃ美味しかったです。
ちなみに下に引かれているマッシュポテトもめちゃめちゃ美味しく、パンに絡めて一滴残らず食べてしまいました。
お会計
料理3品、ビールとワインを2杯ずつを頼んで、お腹いっぱい。お会計です。
今回のお会計は税込みで$161.14。満腹満足のお会計となりました。
最後に
今回は人気テレビ番組にも出演していて、ラスベガスにも数多くのお店を出店しているカリスマシェフ、ゴードン・ラムゼイのステーキハウス「ゴードンラムゼイステーキ」を紹介しました。
値段は高いのですが、それぞれの料理が一工夫も二工夫もされていて、味付けも僕達好みの濃い味で、かなりお気に入りのレストランとなりました。
お店情報
■ゴードンラムゼイステーキ (Gordon Ramsay Steak)
場所: Paris Las Vegas, 3655 S Las Vegas Blvd, Las Vegas, NV 89109, USA
URL: https://www.caesars.com/paris-las-vegas/restaurants/gordon-ramsay-steak
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